旅々バンバン
バンバンと共に走った様々なツーリング先の出来事や風景などを綴っています。


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’07年1月1日 香川県 小豆島にて日の出を望む
毎年、大晦日や元旦は実家でのんびり過ごしていたんだけど、今年はちょっと趣向を変えましょうか、ということで初日の出拝みツーリングに行ってきました。
場所は香川県と本州の間に浮かぶ島「小豆島」。面積は淡路島よりも小さいがなかなか見所も多いと聞いていたんで楽しみ。
31日の早朝5時に家を出る。一昨年やったかな?同じように、九州最南端を目指して年末に走ったンやけど、あまりの寒さに心が折れて、山口県の錦帯橋で引き返す、という羽目に陥ってたんで、今回は抜かりのない防寒装備で望んだ。奮発して、冬用のウィンタージャケットを着込み、一番かじかむであろうつま先には、カイロとインナーフリースで完全装備。全身にもカイロを張りたくっていざ出陣!!


< 2号線、三宮を過ぎた辺りで休憩中 >


小豆島へは姫路港からフェリーで向かう。加古川からバイパスに乗り、8時過ぎに港到着。事前に予約はしていなかったが、乗車数がそれほど多くなく、難なく乗船出来た。ちなみに航海時間は大体90分位で、お値段はバンバンなら¥2、340なり〜。
俺、バイクでフェリーは本州〜淡路島間のタコフェリーとか、島原〜熊本間の九州商船(だっけ?^^;)位しか乗ったことないんで、かなりわくわく。
フェリーに乗り込んで、どこに座ろうかな?と思ってたら、座敷を発見!おっ!こりゃぁ寝れますなぁ〜と隅っこにぽつんと座ってみる。
客はファミリーが多く、結構お年よりも沢山いて、狭い座敷はみるみるうちに満員御礼状態に。なんとなくいづらくなった俺達は空気を読んで椅子の方に陣を移した。
あとは売店でちくわをかってもぐもぐ食べつつ、甲板に出て瀬戸内の海を眺めてみたり、今年の一年を振り返ったりしながらのんびりと航海を楽しんだ。


< 望遠鏡で見えないものを見ようとするブトアシ >
< フェリーにて@ブトアシ >


ipodを聞きながらうとうとしてたら、まもなく着きます、という船内アナウンスが。バイクは俺たちだけだったので隅っこの方で緊縛されてるバンバンの縄を慣れた手つきで?(笑、ほどきながら車が全部出て行くのを待つ。
ブトアシいきま〜す、という掛け声と共に勢いよく飛び出した。こんにちわ小豆島。


< 港の風景 >


年の暮れ、と言う事を差し引いてもかなり廃れた感じを受けたが、その方が島気分が高まるでしょ、と納得しながらまずは給油。スタンドのおばちゃんの「ガソリンですか?それとも灯油ですか?」というあまり馴染みのない問いに俺は思わず相好を崩しながら「ガソリン現金満タンで頼みます!」と返してみた。
一応、時計回りに回りながら。小豆島は全体的に道が凄く綺麗です。しっかり舗装されているし、風景の変化やコーナーも多く、ライディングを楽しむにももってこいでしたよ。まぁ、過積載のバンバンでコーナーを攻めるような真似はありえませんがね(笑
南に向かって気持ちよく走ってると、南風台という展望台に。冬だというのに吹く風もなんだか心地良かったよ。シロッコとかオフショアの風って感じ。
な、南国気分が味わえて、ぼ、僕は幸せなんだな。


< 南風台にて >


途中の橘峠で相方がすってんコロンビアしたけど、今回は本人たっての希望で、あまり触れないことにします(笑
草壁のあたりで山方面に北上。恐らく、この島一の観光地であろう「寒霞渓(かんかけい)」を目指す。途中、太陽の丘、ってなにやらギリシャアテネチックなスポットがあったんで寄ってみる。あっ、こんな風景、確か昔見たことあるよ。。。。う〜んう〜ん、と必死に考える。。。。。そうや!!聖闘士聖矢やんか!!俺はさしずめブロンズセイントかねぇ、と卑下しつつ神殿や鐘をつついたりしてみる。丘からは島が一望できて美しかったですよ〜。
ちなみに今思い出したんやけど、俺の小4時の夏休み宿題の作品は「キグナス氷河のセイントクロス」でしたが何か?
素材はダンボールなんでウッドセイントやね(苦笑。


< 太陽の丘にて >
< オリーブ神殿 >
< 平和の鐘 >
< 丘から見下ろす >


何故か今でもはっきり覚えている聖闘士聖矢のアニメの主題歌を口ずさみながら俺は寒霞渓を目指した。
ロープウェイで山頂まで登る事も出来るが、そんなもんは使いません。小豆島ブルーラインでえっちらおっちら登って、寒霞渓到着〜。ここは1300万年前の火山活動で形成された渓谷なんですわ、とツーリングマップの文をそのまま拝借(笑。売店でお土産にオリーブチョコとカエルのポーチを買って、渓谷を眺めて離脱。景色はとっても良かったよ。なんつーか、俺のイメージでは中国とかそんな空気を感じました。


< 寒霞渓にて @ >
< 寒霞渓にて A >


寒霞渓を下りながら美しの原の樹林を尾根伝いに走り、次なる目的地、「おサルの国」へ向かう。この小豆島スカイラインは距離は短いけど楽しかったッス。


< 小豆島スカイラインにて >


さぁやってきました、銚子渓にある「おサルの国」であります!ここは何百と言うおサルさん達が放し飼いにされている、動物好きにはたまらんスポットなんよ。
入園料¥370を払って、園内をお猿さんたちの可愛らくて可笑しい仕草を満喫しながら園内を闊歩しました。つか、赤ちゃん猿の可愛さは異常でした。こんだけいりゃぁ一匹位いなくなっても変わらないんじゃ?と思わずバッグに隠そうとしたのは内緒です(笑
あ、あとここのサルは美形が多い、という話でしたがなるほど、なんとなく顔立ちの整ったお猿さんばかりだったように思いました。俺は嫉妬感をやや感じながら(笑、園内を跡にしたのさ。


< まったり中のおさるさん >
< ママン猿のおっぱいに夢中な赤ちゃん猿 >
< 小猿が遊んでる横で周りに睨みを効かしてた親?猿さん>


山を下りながら、土庄に向かう途中で霊場に寄ってみた。日本には数多くの霊場があるわけなんですが、あ、ちなみに霊場ってのは人々に降りかかる災いを取り除くために、昔のえらいお坊さん達が造ったもんですわ。この小豆島にも小規模ながら八十八ヶ所の霊場があり、その中でも唯一の行場である笹ゲ滝寺奥の院に向かうことにしました。
えらく入り組んだ道を登っていくと石段が現れる。ここからは徒歩で。暑苦しいジェケットを脱いで本堂を目指した。ここは急峻な岸壁や岩場に鎖が儲けられていて、さながらアスレチックか?と思うくらいにハードな道のり。ぶっちゃけ不謹慎な話ではあるが、アスレチック好きの俺は結構楽しめながら登っていきました。
息を弾ませながら険しい行軍を制してとうとう頂上へ!なんか銅像とかたってたけど、それよりもここからの眺めが最高でしたね。


< 道中@ >
< 道中A >
< 道中B >
< 頂上にて >

霊場を跡にし、時間も2時過ぎ。某ラーメン屋で遅い昼食をとり、今晩の宿営地、鹿島の潮風キャンプ場を目指す。途中の土庄町で世界一狭い海峡「土渕海峡」を見た。
一見すると、ただの橋のように見えるんだが、実はこの小豆島は二つの島から出来ていて、この海峡で分かれてるんよね。事実、しっかりと潮の香りがしましたわぁ。


< 土渕海峡 >

海峡を過ぎて、キャンプ場を探すものの見当たらない。あれ?おかしいなぁ?と電話をしてみると「もう閉鎖してやってないんですよ〜」との事。なんじゃそりゃぁ〜。事前に調べておいた某サイトの情報が古すぎたか。。。。気を取り直して、近くにある柳キャンプ場に電話。「ツーツー、、この番号は現在使われておりません」。ぶっ。
しょうがないので、道を引き返すことになるが「小豆島ふるさと村オートキャンプビレッジ」に電話。ここは大丈夫でした。管理人さんが四時にはいなくなるということだったんで大急ぎで向かう。受付を済まして、早速、設営。俺たちのほかはやけに旅慣れした風なハーレーの夫婦が一組だけ。結構広い芝生のサイトに二組だけだったんで快適でしたよぉ。トイレや炊事場も綺麗だったし、バイクも乗り入れ可能、料金も¥800、しかも近くの国民宿舎の風呂を無料で使ってもよい、ということだったんでかなりお得なキャンプ場だと思います。島利用の際はお勧めのキャンプ場ですよ〜。
設営を済まして、土庄の町にお肉と夜飯を調達しにいき、食材をゲットしてまたキャンプ場に戻るともう時間は6時過ぎ。そろそろ風呂にすっぺ?と国民宿舎にまたバイクを走らせる。この宿舎から夕景がまた最高でねぇ。これは携帯画像だけど、カメラをキャンプ場に置いてきたのを悔やんだね。
夜景の綺麗な展望風呂、とのことでしたが、湯気でガラスが曇って全く見えませんでしたが何か?
どうしても風呂に浸かりながら夜景を見たい!と願った俺は、フルチンのまま必死にガラスの湯気を手でこすったんだけど、今度はガラスの表面が汚くて結局、またもや見えず。。。。まぁ人生、そんなに上手くはいかんやろ。


< 国民宿舎にて >

キャンプ場に戻って夜飯の準備。去年、購入したんだけど、結局まだ一度も使わなかったVHSコンパクトストーブを今回初投入。二人位ならこれ位でも十分なんよね。 俺は肉を食らいながらいままでに見てきた旅の話を熱く語ってみた。疲れていたのか、缶ビール2本ですっかり出来上がった俺はふらついた足取りで「じゃぁ明日5時おきね〜」といいながらシュラフに潜り込んだ。テントに入る前、空を見上げると満点の☆空。初日の出、ちゃんと見えるといいな、と心の中で呟いてそのまま深い眠りに就いたのさ。


< キャンプ中 >
< 肉を頬張ってるブトアシ >

装備をしっかりしてたせいか、ほとんど寒さも感じずに5時過ぎにお目覚め。相方のほうのテントを見るとまだ明かりは消えたまま。俺はひとりテントの外に出て、ストレッチをしたり歯を磨いたり顔を洗ったりして体を起こそうと試みた。そのうちに相方も起き出して来て、早々に撤収作業。俺の予測では日の出は7時過ぎくらい。
6時30分頃にキャンプ場を跡にして、初めから見当をつけておいた初日の出鑑賞スポットである島の最南端を目指した。
ものの10分位で釈迦ゲ鼻到着。俺たちの他は、車が2台だけ。いいねぇ、人が沢山いたんじゃ興ざめよ。日の出前、空の色が急に変わりだして俺は焦りながら、レンズを望遠タイプに切り替えたんだ。


< 日の出を待つバンバン >

俺は変わり行く空の色を眺めてると!!キター!初日の出きたよ〜!!俺は小学生以来という初日の出の美しさに心を躍らせながら夢中でシャッターを押した。
今年一年の初まりを知らせるファンファーレが自分の心の中で鳴るのを聞いた気がした。綺麗なぁ〜、きた甲斐があったよ!


< 初日の出 >

その後、俺はお決まりのナルシスト全開の写真を撮ってみた。自己満足で悪いか?(笑


< ナルモード1 >
< ナルモード2 >

初日の出を拝んだ俺達は島との別れを惜しみながら海岸線をひた走り、福田港に向かった。


< 海岸線を駆けるブトアシとバン子 >

福田港に8時30分着。そのまま姫路行きの船に乗り込み、小さくなっていく小豆島を甲板から見送った。
また会いに来るよ、な〜んて。

色んなものをみて、綺麗だなって、可愛いなって、気持ちいいなって新鮮に感じたり思ったり。
そんな気持ちや感性をいつまでも失わないような大人になりたい。
瀬戸内海に浮かぶ小さな島を走ってるうちにそんな風に思ったりしてみましたよ。



━━━━━━━ To Be Continued・・・ ━━━━━━━━━