
以前から行きたいな〜って思ってた和歌山は川湯の仙人風呂。例年2月までってことで今回の連休を逃すと、年末まで行く機会が無い!って事で、
行ってきました。
前日、関西では4〜5年前のクリスマス以来という大雪。路面状態がかなり不安だったので、日がある程度出てきた8:30に家を出る。
さらに用心して、純正指定より20%ダウンの空気圧1.0の雪道対策を施す。
前日の天気は悪かったが、今日の天気自体は良いので、気持ちよくいいペースで、道の駅かなんまで一騎走り。
恒例の朝食にパンをムシャムシャ。
そのまま24号線を西へ走り、168号線へ。
168号線分岐手前の看板で積雪・チェーン必須!との警告が出ていたが、この陽気だもの大丈夫でしょ、と右から左に受け流す。
168号線をちょっと山に分け入ると、やたらと雪深い風景に。空もどんより暗くなってきて、ふぁんふぁんな気持ちに。あ、不安、ね(笑
南にどんどん走る。路面はまだフルウェットながら、、まだまだ余裕がありました、この頃は(笑。
タイトルの写真がこの頃かな?
r49との分岐を超える辺りで轍部分もシャーベットの雪。
げっ、、、とうとう、と思いつつもまだ行けるやろ?とどんどん南下。
西野トンネルで対向車の車がジャラジャラ音をさせてて、この先やばいんかな?とか思いつつ走ると、トンネル出た辺りでとうとう轍部分もやばい
積雪。
あわわわわ、、、、と時速20キロまで落とし、左足をだら〜んと地面につけて走る、名付けて「人力サイドカー走りw」
何が辛いって後ろから車が来た時が辛い。路肩に寄ろうにも路肩は雪で突っ込んだらズズ〜ってガードレールにぶつかりそうになるし(苦笑
でも、車も車で轍のライン外すとやばいしなぁ、、、、結局こっちが必死の思いで脇に避けつつ必死で乗鞍岳の峠を登る。
そろそろ道の駅吉野路大塔かぁと思いつつ天辻トンネルを抜けたところでさらに雪が増してきて、しかも出たとこのチェーン装着場で車が全てチェーンを付けてた作業中。この先もこんな調子じゃもう無理やな、、、、しょうがない引き返すか、、、、、とうんしょうんしょとバイクを降りてユーターンしようとしたら、その一部始終を見ていた、チェーン作業中の車から降りてた若奥さんが「もう少しで少なくなりますよ〜」と教えてくれる。
その言葉で完全に折れかけてた俺のハートに灯火が宿る。「そうですか!じゃぁ行ってみようかな。あと〜んすっ!」とお礼を言い、もう一度ユーターンしてサイドカー走りでなんとか道の駅吉野路大塔まで到着。
ココアうめぇw
< 道の駅吉野路大塔付近にて >
先ほどの若奥さんの言葉通り2キロほどの恐怖の峠下りゾーンが終わるとなんとか轍部分は普通に走れるレベルに。
そのままつり橋超えて十津川まで下ってくると、もう路面の雪は綺麗さっぱり無くなっており、フルウェットながら気持ちよく走れた。
この頃、安堵感と嬉しさで恥かしい話なんですが、ちょっと涙がこぼれていました。
人間って恐怖を感じてる状態が案心感に変わると泣いちゃうもんなんだよ。
< 十津川あたりで休憩 >
さぁ、十津川過ぎるともう、川湯まではすぐ。
その前に道の駅、奥熊野古道にて一服。芝生広場にベンチがあったんで、目の前の川原をぼ〜と見ながらのんび〜り。
< 奥熊野本宮にて >
道の駅を過ぎて、熊野本宮大社を横目に通り過ぎる辺りで、前方に以前バンバンオフのツーリングでご一緒した事のあるJUNさんを発見!今回はバンバンじゃなくカブで来られてたようで、初めは地元のカブ乗りかな?って思ったんだけど、近づいてナンバー見て気づきました(笑
JUNさんと少しだけ道中の話をしてお別れ。しかし、、、昨日、あの雪の中こっちに来てはるとは、、、、ツワモノ過ぎますYO!
さて川湯に到着ですが、この辺りにはキャンプ場が二つあるらしい。事前に木魂の里の方が利用者が多いという話を得ていたので、俺は人気の無さそうな緑の広場の方のキャンプ場にレッツゴー。着きましたが、案の定、人がいません(爆。
< 渡瀬緑の広場キャンプ場 >
う〜ん、管理棟らしきものがない。管理人さんを探さなきゃ〜と隣の家で軒先でまったりしてたおじいちゃんに「ここ利用したいんですが管理人さんってどこにいらしゃるか知りませんか?」って聞いたら「あぁわしやけど」、とw
とりあえず使用料1500円を払い、説明を受けようとすると、「そこに露天風呂あるから。好きに入ってや。じゃぁ。」とだけ言いそのまま立ち去っていく。
え?それだけ?もっと絡みましょうYO!と言いたくなるのをこらえつつ、さっさとテントを設営。
まだ時間は14時。夜の焚き火用にキャンプサイト横の川原で良さげな木を集めたりして過ごす。
さて、そろそろ熊野古道散策と宴会用の食材でも仕入れに行くか〜と軽くなったバン子で出撃。
前にも書いたと思うけど、こういった設営後、見知らぬ土地を走り回る時間帯がキャンプツーで一番好きな時間かも。
とりあえず仙人風呂の場所だけ確認しにい行こう!と近くの仙人風呂に到着。すげ〜これが仙人風呂かぁ。夜に来ようっと!
< 仙人風呂前で >
まずは熊野古道やな、と三軒茶屋跡に向かう。あ、ちなみに熊野古道はもっと西の方からずぅ〜っと山道を歩いてきて、熊野本宮大社がゴールって言う道なんですが。俺が訪れた三軒茶屋跡はいわばゴール手前。映画で言うなら、最初から早送りでクライマックスシーンから見始めてるようなもんす(爆
三軒茶屋跡を見つつ、よーしちょっと歩いちゃうぞー!と威勢よく歩き出したのはいいんだけど、5分ほどで息も上がりだし、行きがあるって事は戻りもあるってことだよなぁ。。。。。と思い、即座に帰還。熊野古道散策終了!!(爆
< 熊野古道にて >
おっしゃぁ〜、いよいよゴールや!と俺はバンバンを駆って、熊野本宮大社に行く。感動のフィナーレ。俺の中でファンファーレが鳴り響く。BGMはパッヘルベルのカノンで。はぁ、、、、、、、、、長き道のりじゃったわい?
< 熊野本宮大社にて @ >
< 熊野本宮大社にて A >
熊野本宮大社内を散策し、まんじゅうをお土産に買って、大社を後に。最後にもともと本宮大社があった場所という、大斎原にも寄り道。本宮大社は明治22年の大洪水で境内が流されたせいで、今の場所に移されたみたいです。
ここには日本一高い鳥居があります。間近でみるとその迫力に圧倒されます。
< 大斎原 >
熊野観光を終え、そろそろキャンプ場に戻ろう〜と。その前に近くのコープで食材の買出し。今晩は焼き鳥と焼肉の鉄板焼きずら〜v(^^)
すぽぽぽぽんっと4ストサウンドを響かせながらキャンプ場に戻る。宴会の前に風呂にでも入るか、と露天風呂に突撃。
誰もいない為当然貸切状態。あ〜染みうま染みうま♪
< 風呂 >
あ、ちなみに露天風呂とか銘打っていますが、ドア開けた先には確かに露天風呂ありましたが、湯が入ってませんでした(爆
ふぃ〜い〜湯じゃった、とふらふらした足とりで宴会準備を進める。おっしゃぁ〜宴会の始まりじゃ〜い!!一人で(笑
< 準備完了! >
地元のビールと一緒に食べる鉄板焼きは格別でしたよ、ええ。
< 熊野古道ビール >
< 鉄板焼き〜 >
ひぃ〜食った食ったと俺は腹をさすりながら、しばらく焚き火を楽しんだんだよ。木が爆ぜる音を聴きながら色んなことを考える。
< 太郎坊、焚き火ちぅ >
焚き火が終わってもまだ時間は7時。もうちょっと遅くに仙人風呂いきてぇな、と思った俺はしばらくテントの中で斉藤純の文庫本を読みふける。斉藤純いいよ斉藤純。
夜の8時過ぎ、そろそろ今回最大のお目当て、仙人風呂いくべ〜!と手ぬぐいを肩にかけ歩いていく。呑んじゃったからね。
バイクで行った時は近く感じたけど、歩くとやたらと長く感じるもので15分位歩いて仙人風呂到着。
水着のオネ〜タンはいずこに?と辺りを見回すが男ばっかり、つーか湯気でよく分かりませんorz
ここ仙人風呂をちょっと説明しておきますと、この川湯って場所は川から温泉が沸いて降りまして、川原で穴を掘るとそのまま温泉になるわけですよ。で、毎年11月から2月までの間、ショベルカーで豪快に掘り下げて大露天風呂をこしらえてあるんです。その広さから千人(仙人)風呂って名がついてるわけ。
料金も無料で、野湯溢れる感じがたまりません。一時間近く立ったり座ったりをくり消しながら仙人風呂を堪能。
初めての体験だったけど、予想以上に最高でした!!特に9時過ぎてからは客もまばらで静かな雰囲気で楽しめましたよ〜。
仙人風呂から上がり、風呂上りにファンタグレープ。ファンタ最高!!!
そのまままた歩いてキャンプ場に戻り、湯冷めしたので今度は再びキャンプ場の温泉に入る。何回風呂入っとるねん!!
< 夜の仙人風呂 >
風呂から上がると、眠くなるまで本を読んで11時前には就寝。今回は羽毛布団持参やったんで超快眠でした。
さて二日目。朝の冷え込みが尋常じゃなかったので、焚き火にあたりつつ、カレーうどんとおにぎりで朝食。
朝食後、朝から露天風呂で全身を目覚めさせてからいざ、出発!
帰路は311号線、通称サンビンビンで紀伊半島を西へ横切る。
ここ311号は超快走路。80キープで一時間もしないうちに42号へ。そのまま北上し、白崎海浜公園へ向かう。
和歌山の白崎海浜公園はここもまた以前から訪れたいと思っていた場所でして。
日本離れした石灰岩で囲まれた岩場の印象的な海岸にある海洋公園でねぇ。初めて見たけど、ここはギリシャ?とでもいいたげな白ばっかりの風景にしばしうっとり。
カモメの声と潮騒を聞きながらベンチで一服。やべぇ、タバコが美味すぎるw
< 白崎 @ >
< 白崎 A >
< 白崎 C >
< 白崎 D >
白崎公園を11時過ぎに立ち去り、そのまま42号を快走。海南で阪和自動車道に乗り、美原南までさらに90キロキープで爆走。
美原南で下りて、最後は内環状を激走。2時前、なんとか自宅へ帰還。
早めに帰りたかったのは汚れまくったバンバン号を洗車したかったから。
行きは大変だったけど、また一つ思い出に残るような印象的なツーリングだったな〜。
━━━━━━━ To Be Continued・・・ ━━━━━━━━━