旅々バンバン
バンバンと共に走った様々なツーリング先の出来事や風景などを綴っています。


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’09年5月6日 青森県 尻矢崎到達
八甲田の山々に抱かれながら快眠して翌日、朝5時にはお目覚め。
あんまり寒く無いのに若干拍子抜けしつつ、撤収作業。6時に出発。
青森市内をピューと抜けて、陸奥湾沿いの4号線を下北半島に向けてひた駆けます。
4号から279号で、いよいよ下北半島に侵入。むつはまなすライン。
ここは北海道を思わせるような微妙な起伏が面白い一本道。
なんとも不思議な道なのでお勧めですぜ。
すぐ傍を線路が通っているので、なんだか鉄の血が騒ぎだし、脇道から線路の傍へ。
ポケ〜と線路の上を歩いたりしながら一人でスタンドバイミーごっこをしていると、
なにやら、レールが唸ってくる。おっ!来たか!!と俺はカメラを抱えて迎撃準備。


< わさび色萌え〜w >


ふわふわした感じで、279号を抜けるとむつ市入り。こじんま〜りした街です。
陸奥と言えばアレだ、名門!第3野球部の小比類巻君がいたところだ、とアラサ-しか分からないような
情報も無理やりねじ込み。
市内を抜けて、県道4号でまずは恐山へ向かいます。
恐山に向うにつれて、周りは鬱蒼とした森に包まれ、道脇にはやたらと赤頭巾のお地蔵さんが目に付く。
これが日本屈指の霊場か、、、と俺は襟を正しながら、恐山入山。


< 恐山 >


恐山の手前に三途の川を発見!
俺ってば変なところで正直モノなとこがあるんで、この橋って渡っちゃまずいんだろうな。。。と
見るだけにしといたんだけど、引き返す途中、普通に観光客が橋の上を歩いてましたわw


< 三途の川を前に >


三途の川を越えると、目の前に菩提寺と賽の河原が見えてきます。
朝も早かったので、人もまばら。拝観料¥500を払い中へ。


< 菩提寺 >
< 賽の河原 >


天気が良く日差しが気持ちよかったので、多くの人が一般的に抱いている寂しげだとかそういった
印象派薄かった。死者を弔う霊場なので、観光気分でくるような場所じゃないですね。
人間が元来持ってる死後への不安がある限り、ここを訪れる人は途切れないんでしょう...
恐山から大間まで30キロ。ここで、本州最北端の大間までいくかどうか迷う。
正直、海岸線も若干、辟易してきてるんだよな〜w
早く尻矢崎の方に行ってみたいし、ということで大間はスルーすることに。
県道4号で津軽海峡側に抜けていった。恐山一体は火山なので、道すがらの景色はとっても寂しいのです。


< 薬研温泉の辺り >


ここら辺は温泉としては割と有名な、奥薬研温泉があったんだけど、こちらもスルー。
気分はもう尻矢崎モードなのですよ。
県道279号に出ると、マップルに書いてある刺身定食が美味しいと評判の北見台食堂というのがある、
ってことで、数キロだけ大間方面を走ったが、朝早くて生憎まだ空いてなかったorz
ただ、津軽海峡越しに北海道が見えたのはテンション上がります。
俺、バンバンで日本全土廻りきったら、最後に北海道行くんだ。。。。

刺身定食に逃げられた俺は、279を引き返し、いざ尻矢崎へ。
国道279〜県道266〜県道6号と、ハッピーな道を繋ぎながら、とうとうきちゃった。。。。。
左手には津軽海峡、右手に丘。くねくねっとした一本のダートの先にたたずむ白亜の灯台。
まさに日本最果ての地にふさわしい風景だと思うんですがどうでしょう?


< きちゃった。。。 >


いるかな?
俺は気もそぞろに二輪車ゲートのボタンを押して、灯台を目指す。
あたりをきょろきょろ見回してもいない。
ん?
何処だろう?照れてるのかな?
恥かしがらずにこっちを向いて欲しいのですw
灯台付近をぐるぐる探し回ってると!!
いたー!!寒立馬おったでー!
「君たちに逢いたくて、わざわざ大阪から来たんだよ」
俺は照れくさそうにそう言い、旅で日焼けした顔はさらに赤味を帯びる。


< 寒立馬とバンバン子 >


なんの予備知識も無いと、ただの馬でしょ?って思う人もいるかもしれないけど、
名前の由来通り、寒風吹きすさぶ冬の季節も雪の中、じっと耐えて粗食でも粘り強く越冬する
その姿を見たときから、ずっと一目見たいと思ってタンよ。
競走馬とは全然違う、逞しくてちょっとぼってりした姿も素朴でなんともいえない。
きっと俺たちなんかより、ずっとこの季節が待ち遠しかったのでしょう。
初めて動物園にきた子供のように、俺は彼、彼女等の挙措にうっとり。


< 寒立馬かわいいよ寒立馬 >

こらこら、君達リラックスしすぎやがな、と苦笑しながら俺は灯台に向った。


< リラッウマ@ >
< リラッウマA >
< 尻矢崎灯台で >


その後は半島を周遊。
緑の草原と青い海が織り成す風景は、なんといったら良いのでしょう。
俺が行った日は生憎、馬さんたちがこっちのエリアに来てませんでしたが、本来なら、
草原で放し飼いにされて、草を育む寒立馬さんたちの姿が見れるのですよ。


< 尻矢崎周遊道にて@ >
< 尻矢崎周遊道にてA >
< 尻矢崎周遊道にてB >
< 尻矢崎周遊道にてC >


周遊路を一周し、名残は惜しいが、そろそろお別れの時間がやってきました。
絶対また来るから!また遭いに来るから!!と頼まれてもいないのに,恥かしさも見せずに思いを吐露する俺。
いいんだ、恥をかくのも男の仕事だからな。

尻矢崎を涙目で去り、県道172〜248とバチバチの快走路をうんしょ〜うんしょ〜と南下します。
旅に出て初めて南に向って走る。折り返し、か。

338号に出たところで、時間は一時前。
腹減ったな〜と食堂を探しながら走ってると、ひばり食堂なる、大衆食堂を発見!
地元の人間とおぼしきおさ〜んの客二人と俺と言うチョイスに旅情を感じつつ、魚フライ定食をオーダー。
30分も待たされたせいか、とっても美味しかったのです。焦らし攻めワロタw

食堂でだらだらしてたら時間は二時。
そろそろ宿探し♪とマップルを凝視してたら、八戸手前のおいらせ町にキャンプ場を発見!
早速電話してみると、ど〜ぞど〜ぞと歓迎されたので、ここに決定。
だらだらと338号を南下。
尻矢崎〜三沢までの土地のあまりっぷりが凄まじかった。荒涼な大地は今後どう姿を変えるのだろう?
三沢を抜けておいらせ町入り。
おいらせってあの奥入瀬だよなぁ、、、と地図を見ると、十和田湖はすぐそばでした。
そっか、戻ってきてたんだ、、、土地勘が全く無いので場所の繋がりが分からないまま適当に走ってると
ここからこう繋がってたんだ、みたいな感覚がとっても楽しいのです。
街中なんかでもそうだよね。適当に裏道を走ってたら、いつもの大通りに出たりした時に感じる感覚。

午後4時前には、今夜の宿、「カワヨグリーン牧場」到着〜。
めっちゃでっかい牧場の隅っこに松林に囲まれた広々とした芝生のサイトがありました。
バイクを止めて、受付を済ましてささっと設営。今日の利用者は俺一人だってさw


< カワヨグリーン牧場キャンプ場 >


道中で飯は買ってきておいたので、特にすることも無く、日が暮れるまでギターで音遊び。


< レディーバードとお戯れ@たろ〜 >


このキャンプ場はなんと!温泉が場内に沸いているのです!これは行かなくちゃ!と意気込んだのですが、なんか
現在は利用できないらしい。。。。
今日は汗もかいてないし、風呂はええわぁ〜とスルーし、一人飯TIMEなのです。


< 今日の晩ごはん >


旅も四日目でそろそろ疲れも出始めてたのでしょう。すぐに寝入ってしまいました。

尻矢崎で見た、あの寒立馬の親子は今日も寄り添って寝てるのかな?
優しい温もりに包まれながら眠る快地よさを求めるように、俺はテント脇で佇むバン子をチラ見し、
少しはにかみながらシュラフに潜り込んだのです。。。。。

さぁ旅もいよいよ最終章。明日は、東北で最も美しいと言われる山岳路、アスピーテラインに向います。
乞うご期待w

━━━━━━━ To Be Continued・・・ ━━━━━━━━━